修了生の声

  

株式会社クボタクレジット 債権管理部
三浦 佑一郎


 私は、市大ロースクールを修了後、クレジット会社に就職し、現在は債権管理部へ配属されています。携わる仕事内容は幅広いのですが、主としては、契約の与信審査、債権回収(法的手続の実施)が挙げられます。
 クレジットに関連する法律は知らなければなりませんが、それでは不十分です。仕事の流れ・構造やその業界の特徴や常識についても理解しなければなりませんし、私の勤める会社は特に農家さんを相手とする商売ですので一般のクレジット会社との差異についても理解しておかなければ期待された仕事をこなすことはできませんので、日々勉強です。 法曹・企業法務いずれにしても、必ず見慣れない法律が出てくるかと思います。ですが、それらを読み解いていく核部分は市大ロースクールでの授業等の中で作られたと実感することがありますし、少数で議論を重ねる機会の多い市大ロースクールにはそのような環境が整っていると思います。
 少数という環境を活かして勉強に打ち込めば、社会で活躍できる機会は必ずあります。皆さんが市大ロースクールの仲間と切磋琢磨し、様々な分野で活躍されるよう心から応援しています。

 

 

弁護士
植山 直子


 私は、市大ロースクールを卒業し、その卒業年に司法試験に合格して、現在、弁護士として民事、刑事問わず幅広く事件に携わっています。そして、どんな事件を扱う際にも、必ず行うことがあります。それは、類似案件の裁判例検索を忘れないということです。
 私が裁判例検索を怠らないのは、多方向から事実を検討することができる、すなわち、思考の視野がひろがるからです。当事者が話す生の事実の持つ意味合いをより深く検討できるからです。
 このようなやり方が身についたのは、市大ロースクールで、しっかり基本を叩き込まれたからです。
 市大ロースクールでは、どの科目においても、何故、判例がそのような結論を示したのか、反対意見はなかったのか等、判例を深く検討しそして、授業での議論に疑問点があれば当然のこと、それ以外の疑問点等についても、司法試験に関係することは何でも親身になって、先生方や先輩方が協力してくださいました。また、各々の学生が要望するゼミに協力してくださる等、本当に充実した2年間を過ごさせていただきました。
 そのため、しっかりと司法の基本が身につき、司法試験のみならず、実務に就いても身についた基本が役立っています。法曹を目指されるなら、このように、司法の基本を学ぶ環境が整っている市大ロースクールで、是非学んでいただきたいと切に願います。

 

 

検事
寺嶋 高志


 私は、平成26年12月に検事に任官しました。検事として、刑事事件の捜査と公判に従事しています。
 市大ロースクールは、少人数制ということもあり、学生同士の縦横のつながりが強いのが特徴だと思います。実際に、私自身、司法試験合格後も市大ロースクールの友人らとよく連絡をとっています。また、先生方と学生の距離が近いのも市大ロースクールの魅力の一つです。疑問点があれば、納得するまで議論に付き合ってくださったのを今でもよく覚えています。
 さらに、市大ロースクールでは、国公立大のロースクールでは珍しい成績優秀者に対する特待生制度があります。定期試験の成績と司法試験の合否は関係ないと思っている人もいるかもしれませんが、日々の授業内容を理解することが司法試験合格やその後の仕事にも直結するので、特待生制度をモチベーションのひとつにすることができます。
 皆さんが、市大ロースクールの環境を活かして、法曹など各界で活躍されることを祈っています。

 

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